地内町(じないまち) 富田林


大阪府で”唯一”の国の重要伝統的建造物群保存地区。大阪の場合、古い建造物は堺などに「単独」で残っている例はありますが、篠山や美山みたいに「まち」として残ってい伝建地区は他にありませんー。

なのに、ゴールデンウイークに”混まずに”楽しめる穴場です( ´艸`)





電車がお勧めかなぁ。道がなんせ狭いですからね。が、遠方の場合は駐車場も少ないながらもありますし、恐らく停められないほどお客さんも来ない場所です。市営駐車場が満車の場合、小さいながらもタイムズなどの駐車場が数か所ありますし、どこも意外に近いです。

地内町は、1560年(永禄3年)以降に「一向宗(浄土真宗)」により、宗教自治の街として整備が行われ、今でも戦国時代の町割(都市計画)が残り、古い町家も40軒ほど残っています。

 とりあえず、どこか休憩できる場所に入って街の案内地図をもらってから歩きましょう~



寺内町の大きさは東西400メートル、南北350メートルしかありませんので、お店に入ったり、ゆっくり歩いても2時~3間程度の観光コースです。

石畳の街路に道標・案内板もあり初めて訪れても迷わずに観光できます。ただ、細い道が普通の生活路なので車が進入可能です。ココは安心して観光できないのが最大の欠点です。

それでも、今では古い民家を利用したお店が多く、歩いていて楽しいですね。


手作り陶器、木製家具などの工芸品の工房に、雑貨、パン屋さん、お蕎麦屋さん、ゲストハウス(女性専用)と色々なお店があります。

特にパン屋さんのクリームパンは有名なようで多くの色紙が飾ってありました。売り切れていたのでモナカアイスを頂きましたが、今まで食べてことがない超ハードモナカにミルク感の強いバニラがピッタリの逸品( ´艸`) 向いにある交流館で座っていただきました。


街歩きは重文の旧杉山家住宅を中心に、興正寺別院、じないまち交流館、地内町センターを巡るてくてく歩きがお勧めです。特に旧杉山家住宅は重文だけのことはありますが、家の規模がとても大きく、使用している材木の大きさにも圧倒されます。



ココは木綿問屋から酒造を始めて栄えた大商家の旧家。明治中期には、灘・伏見などとの競争力不足から廃業したそうです。



明治の明星派女流歌人「石上露子(いそのかみつゆこ」の生家と紹介がありました。

昭和58年に富田林市が1億7千万円で購入し、更に2億3千万円で解体修理(土間部分の母屋建物全解体、母屋座敷部分は半解体、工期2年半)されたそうです。

南河内の代表的な農家風建築様式として、国の重要文化財に指定。昭和62年から一般公開されています。


敷地は一区画(約千坪、現在は430坪)で、母屋と東に延びる3室の別座敷、2棟の土蔵(酒蔵と米蔵)と庭園が残っています。

 狩野派絵師の障壁画、山水画、欄間彫刻、やモダンなや螺旋階段(明治時代)、土間には竈(かまど)が復元され見どころ一杯です。







母屋は4層の大屋根があり、数奇屋風書院造りの大床の間、座敷、奥座敷、茶室と農家風建築の土間と複雑なつくりです。

大阪市内(天王寺・あべの橋)から近鉄電車で30分の場所に450年間の歴史を感じるお寺と商屋、それに最近のお店があるまちなみ散策にピッタリ。

全く宣伝されていないので観光客も少なく穴場的な日帰り観光地です( ´艸`)