「池もなく、やり水もなき所に、石を立てる事」
白砂で「幾何学」模様を描く。
枯山水における「水」。
一個の石、一粒の砂が、山や島、水を表す
究極の「象徴的な思想」と
研ぎ澄まされた造形技法により
「広大無辺」な自然を作り出す。
古来から、庭は「自然」をテーマに、
海岸風景をイメージして作られてきた。
池は「海」を表し、島をつくり、荒磯を表す石を立て、松を植える。
こうして名勝を再現してきた。
故に、庭は「山水」の呼び名もあった。
枯山水は「枯と山水」。
木や島、水がないのに庭になる。
脳が捉える「象徴の世界」。それを具現化した。
今、そんな世界を手にしている。