建築物とは、批評されるもの?




原爆ドームを見て、いつも「建築物」とは思えない。

なぜだろう。戦争の遺構、原爆の被害を今に残すもの。

所謂、ビルとして使ってないからじゃん、と言えばそれまでだけど、

建築物とは批評されるもの。と、思っているから、かなぁ。







使い勝手が悪いとか、景観が悪いとか、プランがどうのとか、とにかく批評がついてまわる。

設計者は、その建物が無くなるまで批評される。

けれど、何かのきっかけで批評されなくなることがある。

重要文化財になったとか、文化の次元に移ると批評をされない。

それって、歴史的建造物なだけで、建築とは違うのではないか・・・

文句言われているうちが建築物のような。

最近、文化財のことを調べているうちに気がつきました。


原爆ドームは、もともとヤン・レツル(チェコ人)の設計で大正時代に出来た…そうですが、誰も興味ない。

建築をしている人でも知らない人が多いような気がします。

一方、原爆の被害というより、残っている方に驚くのが木造社会の日本人の感想かも。

煉瓦造(一部鉄骨)とされていますが、躯体は全壊しないのだなぁと。

当時、木造建築物が立ち並ぶ街の川面に洋風建築が映える姿は、広島名所と言われていたそうです。

今では、おりづるタワーから、そんな広島の街並みに思いをふけることが出来るかもしれないです。