41の乙仲通り


乙仲通りで、ふと気付く。




都会の街中、建物は鉄骨や鉄筋コンクリート造。外壁なんか劣化すると見ていられない。汚い、だから直す。

古い街中、大体が木造。外壁が劣化しても味になる。綺麗にするにも、直し方によっても味が増す。

対して、旧居留地。綺麗で居続けるって、しんどいね。いつまでも建物は若くない。でも頑張るしかないのが都会。それが魅力。


乙仲通りにも、魅力がある。

どう感じるのかは人の数ほどあるのだろうけど。歳と共に感じ方も変わるよね。

なんであんなに頑張ってるんだろう・・・と。でも、それも寂しいような。

4気筒のレーサーレプリカには今更、乗れない。乗れるだろうけど疲れて終わる。それも寂しいような。

私の人生って、これから単気筒なのかなぁ。頑張ってツインか。トコトコ深く味わっていくしかない。

許せる限り色々な魅力ある方がいい。

古いモルタル住宅におしゃれな扉。それもイイ。と思えるようになった。

そう、無数に改修方法はある。けど、自分が考えつく、若しくは状況から選べる手法なんて、数個しかない。

だから、人によって結果が違う。それが面白いと思えるようになった。

なんで、国は組織は社会は、型(形式)に沿って決めるんだろう。たぶん、考えること、悩むこと、認めること、理解することがイヤなんだろう。

なんか、なに考えて生きてたんだろうとも思う。

生まれてから必死に生きてきたのに、30歳を超えるといい加減になっていた。社会の型にはめることに必死に頑張っていた。

乙仲通りを見ていると、力が抜けてきた。と、ふと気付く。

こんなんでいいんやね。見れば見るほど適当な通りだ。それが魅力。


また、来月、歳をとる。毎年、よくも自己最高記録を更新するものだと。

来年の今頃は何してんだろう。