今と将来と過去

私も振り返る時が来るのかなぁ…

ライフコース論

定年退職の人にこれまで歩んできた自分史(業績メモ)を作って渡しました。以前も作りましたが、他人のライフコース作りは、なんだか楽しい作業です。
昭和40年は…牛乳20円、ビール120円、ラーメン63円
昭和48年は…牛乳32円、ビール160円、かけそば150円
昭和58年は…ビール280円 かけそば310円 ハイライト170円
あんパンが…昭和31年(1956年)12円、昭和43年(1968年)20円、昭和47年(1972年)40円、昭和54年(1979年)80円、昭和62年(1987年)90円だったり…


大学でライフコース論を少し勉強したことがありましたが、なんとも社会学とは面白い学問だと思ったものです。これで食べていける人はいいなぁ…と。

時、データ収集は、「回想法、追跡法、復元法」の3種類がありました。
回想法と追跡法は、現在生きている人を対象とし、復元法では、過去に生きていた人を対象とする方法でした。 
少し追跡法について記すと、
「各々の人生を追跡してデータを集める」というこの時点で、もう面白いでしょう…
回想法のように調査している人の記憶間違いや感情などによる変数がなく、場合によっては関係者からもデータ収集しやすいことで相対的に正確なデータが集めやすい方法でした。 
また、比較的若い人が対象に適していました。データの収集する間隔や左辺打ち切り型のデータの場合、回想法を併用してデータを補えていました。 
欠点としては、回想法のように短期間でデータ収集が出来ないことから時間と費用がかかります。完結するまでに時間がかかりますが、中間的なとりまとめは可能でもありました。 
 収集したデータの分析には、統計的(量的)分析と事例研究法(質的分析)がありました。少し、主流である統計的分析についての概要を記しますと… 
社会学では社会現象や個人の感情である「嬉しい、悲しい」等を数字に置き換え、数量を把握し同じような事象を集めて分類することで傾向をつかみます。
人の人生は、千差万別でありますが、人々の差異ではなく類似性・同質性の統計量を測り分析することは可能であることから、この社会現象や感情を量的変換する過程を明確にすることが重要といえます。
分析は(出生)コーホート単位で行い、比較分析の指標として「普及率、時期、期間、順序等」があります。異なるコーホートでの相互比較や同一コーホート内の属性による違いで社会的な影響を分析する方法がありました。
量の分析である為、事例研究より客観性が高いといえますが、研究課題によっては、特殊性のあるデータはふるい落とされることから、事例研究の併用により分析の質を高める工夫も必要といえるものです。

世代により、なんらかの共通的なモノもあります。

生い立ちの個人的な関係と社会情勢との環境の上に、私の人生もあるのかなぁ…

世の中を振り返ってみると…


2014 平成26年 あべのハルカスオープン、笑っていいとも終了、ソチオリンピック

2013 平成25年 国民栄誉賞(長嶋茂雄と松井秀喜)・富士山が世界文化遺産

2012 平成24年 ロンドン五輪・野田解散・東京スカイツリー完成・金環食・山中教授ノーベル賞

2011 平成23年 東日本大震災・「絆」・西本監督死去・サッカー女子Wカップ優勝

2010 平成22年 上海万博・尖閣漁船衝突・普天間問題 JAL倒産・・イチロー10年200安打

2009 平成21年 オバマ米大統領・鳩山内閣 裁判員制度・民主党政権・マイケルジャクソン死去

2008 平成20年 国連「障害者の権利条約」・北京五輪 リーマンショック・洞爺湖サミット・iPhone

2007 平成19年 郵政民営化・安倍辞任福田内閣 不二家、白い恋人問題・ライブドア事件・

2006 平成18年 トリノ五輪・第1回ワールドベースボール テポドン発射・ハンカチ王子・Wii発売

2005 平成17年 京都議定書・福知山線脱線事件 中部空港・愛知万博開催・セパ交流戦・ブログ・姉歯事件

2004 平成16年 イラク派遣・アテネ五輪 イチロー最多安打記録更新・楽天イーグルス・新札発行

2003 平成15年 地デジ開始 SARS流行・六本木ヒルズ・世界に一つだけの花(歌)

2002 平成14年 北朝鮮拉致帰国・日韓ワールドカップ・小柴・田中ノーベル賞

2001 平成13年 小泉内閣・ニューヨーク同時テロ・狂牛病・ユニバーサルスタジオ完成・M1グランプリ

2000 平成12年 沖縄サミット・シドニー五輪・イチロー米へ・二千円札・IT革命・ユニクロ・そごう倒産・高橋尚子金

1999 平成11年 ユーロ導入・石原都知事誕生・だんご三兄弟・Automatic(歌)

1998 平成10年 長野五輪・明石海峡大橋完成・和歌山カレー事件・夜空ノムコウ(歌)・「凡人・変人・軍人」

1997 平成9年 消費税5%・山一証券倒産・大阪ドーム完成・「タイタニック」

1996 平成8年 橋本内閣・アトランタ五輪・O-157中毒・「日本Shall we ダンス」・プリクラ

1995 平成7年 阪神・淡路大震災・オウム事件・WINDOWS95・ロマンスの神様(歌)

1994 平成6年 関空開港・村山内閣・セナ事故死・三陸沖地震・古畑任三郎

1993 平成5年 非自民細川内閣 Jリーグ開幕・冷夏の米不作・YAH YAH YAH(歌)

1992 平成4年 バルセロナ五輪・地球サミット・涙のキッス(歌)・学校週休2日制・松本清張死去

1991 平成3年 バブル崩壊・ソ連崩壊・湾岸戦争・千代の富士引退・SAY YES(歌)

1990 平成2年 東西ドイツ統合 ファジイ・さよなら人類(歌)

1989 平成元年 消費税3%・天安門事件・ベルリンの壁崩壊・昭和天皇(87)・手塚治虫・美空ひばり他界・プリ・プリ

1988 昭和63 リクルート事件・ソウル五輪・東京ドーム完成・ノルウェーの森・ゲームの達人

1987 昭和62 ブラックマンデー・スーパードライ発売・国鉄民営化・マルサ(流行語)・マドンナ・マイケルジャクソン来日

1986 昭和61 東京サミット・地上げ屋問題・チェルノブイリ原発・新人類・仮面舞踏会(歌)

1985 昭和60 プラザ合意・つくば科学博・JT/NTT民営化・ミ・アモーれ(歌)

1984 昭和59 ロサンゼルス五輪・グリコ森永事件・ワインレッドの心(歌)・エリマキトカゲ

1983 昭和58 大韓航空機爆破・第二次中曽根内閣・東京ディズニーランド・めだかの兄弟(歌)・ファミコン発売

1982 昭和57 東北・上越新幹線・戸塚ヨットスクール・ホテルニュージャパン火災・待つわ(歌)・五百円硬貨

1981 昭和56 ローマ法王来日・窓際のトットちゃん・ルビーの指輪(歌)・神戸ポートピア博覧会・ロス事件

1980 昭和55 イラン・イラク戦争・校内、家庭内暴力急増・ジョンレノン銃殺・漫才ブーム・王貞治・山口百恵引退

1979 昭和54 東京サミット・第二次オイルショック 共通一次開始・ウォークマン発売・西部警察・3年B組(テレビ)

1978 昭和53 イラン革命・日中平和友好条約・江川空白の一日・インベーダーゲーム・ダンシング・オールナイト(歌)

1977 昭和52 日航機ハイジャック・王国民栄誉賞 キャンデーズ引退・青春時代(歌)・山口百恵人気

1976 昭和51 ロッキード事件・モントリオール五輪・成田空港開港

1975 昭和50 ベトナム戦争終戦・電卓発売・Gメン75・キャンディーキャンディー

1974 昭和49 狂乱物価・長島引退・小野田少尉帰還・アルプスのハイジ(テレビ)

1973 昭和48 第1次オイルショック・変動相場制導入・はなの中三トリオ・ドラえもん(テレビ)

まぁ…社会への記憶なんて、ロス五輪が一番古いかなぁ…

それ以前は身近な影響しか受けていない私だったのでしょう…

で、何歳の時に何をしていたのか…

偉人の皆さまは…

24歳で鳥山明が「Dr.スランプ・アラレちゃん」を執筆。チャップリンが髭紳士の映画を撮影、ビルゲイツが「MS-DOS」を開発。

26歳で「特殊相対性理論」の論文を出したアインシュタイン。大学側が理解できずに受理されなかったらしいが。
ベートーベンの聴力が失われ始めたのも26歳。

28歳で宮本武蔵が佐々木小次郎と戦う。

30歳でスティーブジョブスがアップル社から追放されてしまう。
同じく30歳でビル・ゲイツが「ウインドウズ」を発表。

31歳でジョンレノンが「イマジン」を発表

32歳でヒットラーがナチ党の党首、モーツァルトが3大交響曲を作曲

33歳でジョージルーカスが「スターウォーズ」を公開

35歳でゴッホが「ひまわり」に着手

36歳で川端康成が「雪国」を発表

38歳でベートーベンが「運命」を初演、夏目漱石「吾輩は猫である」で作家デビュー、ビルゲイツが大富豪に

39歳で田中角栄が大臣(郵政大臣)に

40歳でナイチンゲールが看護学校設立

41歳でマルコポーロがベぇぇネチアにかえる、コロンブス新大陸発見

42歳でスティーブジョブスがアップル社の株を買収、自分を追放した役員全員を追放

43歳で宮崎駿「風の谷のナウシカ」映画公開

44歳で伊藤博文が初代内閣総理大臣に

45歳でヒトラーがドイツ総帥、ガリレイが木星の4大衛星を発見

46歳でジョブスがアップルのCEOに

48歳で西郷隆盛が西南戦争を起こす

個人的に一番の衝撃はアイルトン・セナが34歳でこの世を去ったことでしょうか…

社会の時間軸からみた…


そんな時間軸で考えたとき、社会の時間軸を「公共事業」について書いてある面白い記事がありました。記事によると…

高度成長期は総人口は1.1%、生産年齢人口は1.7%しか増えていないのに10%程度、経済成長があった。
労働者一人当たりの生産性が向上して経済成長をしていたから。
デフレの結果として、生産年齢人口が減ることはあっても、人口が減ってデフレになることはない。
働き手が減っていくとインフレになる。
今はデフレを埋める日本も今のままではインフレになる。
一人当たりの生産性をあげる必要があり、方法は投資しかない。
対象となる投資は、「物・人・技術」の3つだけ。
設備投資、公共投資、人材投資、技術開発投資をするしかない。この投資は、効果が現れる時期がそれぞれ違う。
公共投資は、今の需要の不足分を埋めつつ、将来の投資にもなる一石二鳥。
インフラ整備は、生産性の向上に直結し、将来の経済成長に不可欠な存在。これらの効果が現れると経済成長し、実質賃金が増える。
実質賃金が下がり続ける国は少子化になる。
インフレギャップにすれば政府が関与せずとも投資を行う。経営者は賃金が高くても儲かる限り人を雇う。
日本は今後、人口的に生産年齢人口が減る。人手不足が深刻化する。そうなれば少子化は解決する。
その時に生産性を向上させるには、今のインフラ整備が役に立つ。

・・・と今、経済を優先するのであれば公共投資すべしという内容で財務省や日経とは真反対になります。

しかし、戦後の公共投資で私たちは豊かになった事実があり、ドイツを見てもインフラが優れているからこその経済力であることも事実。

これからの未来を生きる人のことを考えるとインフラ整備して活動しやすいように今しておかないと何十年後の日本は困ったことになるかもしれません。

ライフコースを調べていくと、どれだけ戦後にダイナミズムに全てに投資していたかが分かります。現実には「今をよりよくしていくしかなかった」行動が、全ての善意になっていったのかもしれませんが。
とりとめのない9月が終わりました。明日から10月!切り替えていこう~と。