香雪美術館 瀟湘八景展


御影駅のすぐで行きやすい美術館


 朝日新聞社の創業者・村山龍平が蒐集したコレクションを収藏する美術館(昭和48年(1973)開館)。




 重要文化財18点、重要美術品22点の所蔵品があり、仏教美術、書跡、近世絵画、茶道具、漆工芸、武具と幅広い所蔵物をお持ちのようです。

 毎年、春と秋にテーマを決めた展示と、作家に焦点を当てた「企画展」をされています。また、展示に関係する講演会と茶会をあわせた「梅園会」が年に数回開催されています。

 昨日まで瀟湘八景図を起点とする山水図、名所絵、風景図を紹介されていました。瀟湘八景図は中国・北宋時代(11世紀)の画家・宋迪(そうてき)による湖南省を流れる二つの河(瀟水と湘水)と、これらが合流する洞庭湖周辺の景勝地を描いたものといわれています。

 日本には鎌倉時代ごろまでに伝わり、以降画題として好まれてきました。日本ではこの瀟湘八景になぞらえて、さらに近江八景、金沢八景などが各地に生まれたとされています。なかなか見応えのある内容でした。