72候 夏
「気候」 は、 「節気」 と 「候」 からできています。
24節季の分けた72候。江戸時代、日本の気候風土に合わせた72候(本朝七十二候)が作られ、明治時代に「略本暦」のものに改定され今も続いています。
七十二候は、気候の変化、動植物の様子が短い文で表され、その時期の「兆し」を伝え、季節のうつろいを感じさせるものです。
七十二候は、気候の変化、動植物の様子が短い文で表され、その時期の「兆し」を伝え、季節のうつろいを感じさせるものです。
「芒種(ぼうしゅ)」
芒(のぎ)のある穀物、稲や麦など穂の出る穀物の種をまく季節。
カマキリが誕生し、ホタルが飛び交い、梅の実が青から色づき、百舌が鳴き始めます。次第に梅雨めいて、五月雨(さみだれ)の季節にこれから入ります。
・蟷螂生(かまきりしょうず)6月5日頃
卵からかまきりがかえります。(ピンポン球ほどの卵から数百匹の子が誕生)
・腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)6月10日頃
蛍が舞い、光を放ち始める頃。(昔は腐った草が蛍になると考えていました)
・梅子黄(うめのみきばむ)6月15日頃
梅の実が黄ばんで熟す頃。青い梅が次第に黄色みをおび、赤く熟していきます。
二十四節気 「夏至(げし)」
・乃東枯(なつかれくさかるる)6月21日頃
夏枯草の花が黒ずみ枯れたように見える頃。
・菖蒲華(あやめはなさく)6月26日頃
あやめの花が咲き始める頃。
・半夏生(はんげしょうず)7月1日頃
半夏が生え始める頃。田植えを終える頃。
二十四節気 「小暑(しょうしょ)」
・温風至(あつかぜいたる)7月7日頃
熱い風が吹き始める頃。温風は梅雨明けの頃に吹く南風のこと。日に日に暑さが増します。
・蓮始開(はすはじめてひらく)7月12日頃
蓮の花が咲き始める頃。優美で清らかな蓮は、天上の花にたとえられています。
・鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)7月17日頃
鷹の子が飛ぶ技を覚え、巣立ちを迎える頃。一人前のタカになる頃。
二十四節気「大暑(たいしょ)」
・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)7月23日頃
桐の花が実を結び始める頃。
・土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)7月28日頃
蒸し暑いこと「溽暑(じょくしょ)」
・大雨時行(たいうときどきふる)8月2日頃
ときどき大雨が降る頃。入道雲が夕立になり、乾いた大地を潤します。