「建物と建築」の違い?

建設(construction)は、広範囲な土木関連(道路・造園・砂防・林業・港湾)や建物(building)などの構造物をつくる意味を含んでいることが一般的です。建設的にものごとを進める姿勢とも重なり、今まさに作っている印象もあります。

対して、建築(architecture)は、建物を建てたことによる文化的な営みや社会的な価値を見つけ出した感じの印象があります。建築学会の作品賞や建築家個人への表彰を見るように。

建築の原語は、あるHPによると『建物を造る行為(過程、技術)を指す。また、現存する最古の建築理論書「建築書」によると、用(utilitas)・強(firmitas)・美(venustas)を兼ね備えることが求められ、これを実現する為に、芸術的かつ科学的見地に立たねばならない』そうですね。

この2つ、施主の目的も違いますね。国土の形成(又は地域から個へ)か、個(又は個から地域へ)の形成か。”役割を担うか、役割を提示するか。公共建築は、建設的な意味合いも含んでしまうことを少しは意識しないといけないのかもしれませんね。