紙で巻かれた食事
今朝の新聞によると…マクドナルドの業績が悪いらしい。今日のお昼は、そのマクドナルド。理由は他の店が混んだいたので、空いてそうだから…事実、空いていた。
落ち着かない、高いが理由らしい。店内は確かにうるさいし、音楽の音量がバカみたいに大きく曲のセンスも悪く落ち着かない。
世界を均一化しようとしたモダニズムに対して、各々の場所・地域にこだわるナショナル・ロマンチズムは、高度成長期の日本で一般の人からは忘れ去られていた感がある。そのよさが理解できるのは教養のある一部の人だけだったような…
今日マクドナルドを見てみると、店内はステンレス幅木に、壁パネル、タイル張りと、特段、カネ自体はケチっていないが、薄っぺらい空間を目指しているようなのでダイノックの剥がれやビスの欠如は、剥がれたハリボテで見ていられない。メッキが剥がれるというのはこんな感じか…
高いという料金も他と比べれば高くない。セリアなどの百均より無味な空間で食べる食事には高いということであろうか?…確かに、わざわざ食べてやってるんだぞという気持ちになる店内のチープさではあるけど。
代わりに皆が行っているのはカフェやコンビニらしい。
コンビニは、確かにマクドナルドより安い。カフェは、やや高いが大抵は比較にならないほど、空間の居心地が良い。
昔、日本の泥臭いローカルデザインのアカ抜きに、西洋人のフィルターを利用した例があった。喫茶店にフィルターをかけるとカフェ?になる。
今の綺麗すぎるアメリカ的な衛生主義の空間しか受け付けなくなった日本人に、日本の土の風合い・泥臭い雰囲気がベースになった空気感を受け入れる工夫。
アメリカだけの清潔空間は、紙一枚で清潔じゃない。そこにカネを払う価値がないことに気付いたのかなとも思う…
これをに期に、もう少し大人も寛げる空間に変えていただけると個人的には嬉しいです。が、遊園地的なお国柄だし、どう変わるのだろう?変わんないかな?