「建築は、光と影なり」

~浄土寺浄土堂 (1192年) 重源~
 小野市浄谷町


磯崎新に石山修武ら、名だたる建築家が特別の評価をしてきた(通好みの建築)浄土堂。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%84%E5%9C%9F%E5%AF%BA_(%E5%B0%8F%E9%87%8E%E5%B8%82)

(今の時期は、苺狩りのついでによれる場所。内観の写真は撮れない。)

伽藍配置の一部で、方形屋根は反りむくりがない直線で鼻隠し付きなので垂木先端が見えない。
シンプル過ぎて知ったかで、古建築を味わう箇所がない。
無駄なディテールの消去は、通で無ければ見向きもされない外観。


この建築は、外観と内部とのギャップが魅力。
平面(たて・よこ)3間で、スパン約6m(20尺)。
阿弥陀像の廻りを念仏を唱えて歩く儀式の為に円形基壇がある。


最大で唯一の見せ場であるこの基壇上部の空間は圧倒的。
5mを超す立像も小さく見える。
朱色の光で現れる圧倒的存在感の梁


重源は、東大寺で大仏様を作った唯一の人物だが、南大門の窮屈な空間ではない。
光の入った成功した大空間。
安藤忠雄も仏像への光の入り方が面白いですが、こちらは圧倒的な入り方に感じます。